DJ-934 Cinch Buckle Overalls
10oz Denim Cotton 100%
(注意)
ボタン・金具等は、生産時期によって柄・形状が画像と異なる場合がございます。
予めご了承くださいませ。
再入荷しました!
1920年代頃にアメリカで作られていたオーバーオールを元ネタに企画生産。
素材は当時の物と同じく10オンスのムラ糸デニム。
着込んでいく度に、激しく縦落ちしていきます。
ディテールはクラシックなパーツがてんこ盛り。
まずはショルダーストラップ、敢えて極端に細い25ミリ幅。
ヴィンテージとしては、その後徐々に太くなって1950年代には50ミリに達します。
一番初期の物、というイメージで一番細くしてみました。
フロントビブが付いた初期型という設定なので、ビブ中央には左右非対称な形状のポケットを付けてみました。
右側からは懐中時計が入るウォッチポケット、左側にはペンシルポケットをあしらい、それが一体化しています。
フロントの前立てボタンは、戦前のヴィンテージによく使われている黒塗りのドーナッツボタン。
そしてバックスタイル。
細いショルダーストラップはセンター下側で交差し、ダイヤ型ステッチで留められているのみ。
そのストラップはベルトに伸び、V字型にカットされたセンターにドーナッツボタンに留められます。
そして巨大なバックストラップ付き、これでウエストサイズの調節ができます。
この部分の尾錠は真鍮の線材を曲げて作られた2本爪、かなりクラシックな形状。
ピスポケットも、フロントポケットと同様に左右非対称。
左ポケットは五角形、右ポケットは四角形。
戦前の洋服は、左右非対称のものが多いのです。
これは戦後に効率化を求めて左右対称になっていく前の、オーダーメイド文化の残滓。
ポケットの付け方もこだわってみました。
ダブルステッチがベルト部分から一筆書きで描かれ、当時の職人技を表現してみました。
特に各コーナーのステッチの返しは秀逸です。
右ポケットの角には、当時と同様にシンプルなキャンドルポケットも装備。
他にも、全局面でのダブル環縫いや小股の折り伏せ縫いなど、妥協なき1920年代の縫製方法を再現。
もちろんワークスタイルに最適ですが、当時のワーカーよろしくドレスシャツにボウタイ、ツイードジャケットなどでドレスアップも出来ます。
着こなしに幅が広い、逸品です。